Kaimana☆Cafe

~大地に根をはって 空に両手をのばして ハートのまんなかで~ ロミロミセラピストMegumiのblogです。

お能を体験@代々木能舞台


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Aloha

 

先月のことになりますが、お能を体験してきました。

場所は初台にある代々木能舞台です。

能舞台見学・体験をさせていただけますよ。

 着付けを教えていただいた聡子先生と、カマリオカポーのフラを教えていただいたののちゃん先生と一緒に行ってまりました。

 

能楽師の浅見慈一先生から、お能について教えていただき、

実際に、謡いと摺り足のレクチャーを受けました。

 

私はお能を見たことがありませんし、能楽は日本の伝統芸能?くらいの知識しか持ち合わせておりませんでしたが、浅見先生は超初心者にも分かりやすく説明してくださいました。

能は奈良時代に中国から渡来した「散楽」が、平安・鎌倉時代には日本古来の芸能と混ざり合い「猿楽」となり、さまざまな芸能、踊り、歌などがまざりあい、南北朝室町時代初期には能の原型ができあがり、室町時代に、歌曲や美しい舞、ストーリー性が加わり「能」ができあがったそうです。

そして、金閣寺を建立した足利義満の庇護を受け高度な舞台芸能へと大成され、

安土桃山時代織田信長豊臣秀吉など様々な武将からも愛され保護され、

江戸時代に徳川家康は幕府が保護する芸術としたそうです。

その後、明治維新第二次世界大戦にて存亡の危機にさらされながらも、

多くの人の努力に支えられよみがえり、今では能楽(能と狂言)は世界無形文化遺産に登録されています。

 

印象的だったお話は、

戦時中空襲にて、初台のあたりも焼け野原だったそうですが、こちらの「代々木能舞台」のあるお屋敷だけが、残ったのだそうです。

美しく清浄なその場所にいた私は、何かおおきなものに守られている場所であることを感じさせられました。

 

浅見先生は建築がお好きだそうで、能舞台の建築についてもお話してくださいました。

こちらの能舞台のお屋敷の建築に使用された木は今ではとても貴重であるそうです。

本舞台の檜(檜舞台の檜です)は、伊勢神宮式年遷宮のときの檜が使用されたのだそうです。また、お座敷の隣の舞台は柘でできていて、檜舞台よりも柘舞台のほうが格上だったとお聞きしました。現在では使用できないであろう大きくて貴重な木が使用されたということです。

 

設計も、観客に音が届きやすいように計算されていることを知り、

何もかもが計算されているのか~!と驚いたのでありました。

 

謡いのレクチャーでは、まず初めに先生の謡いを披露していただき、そのあと私たちが続いて謡いました。

目の前で能の謡いをお聞きして、周りの空氣が振動しているのが伝わってきて鳥肌がたちました。

 

そのあと、能舞台に立ち、摺り足を教えていただきました。

能の動きは、水平に動く「舞い」であり、縦に動く「踊り」とは違うものだそうです。

先生の摺り足は軸がしっかりしていてまったく上下に動くことなく美しかったです。

 

能舞台を見学させていただきましたが、また興味深かったお話があります。

鏡の間という、出演者控室のような所がありまして、その名の通り、大きな鏡がありました。

そこで、先生は、能を演じる前に、鏡の前にその日つける面をおき、鏡に向かいあい正座をし、精神統一をするそうです。

これから演じる役になるために、先生は鏡の中に入るようなイメージを持つのだそうです。

すべてが計算された場所で、能楽師の方が凛として美しく舞い謡う舞台は、神聖な儀式のようなのだと思います。

もともとは奉納されていたということにも納得です。

 

また、「能面」を実際につけさせていただけました!

視野がとても狭いことに驚きました。本当に、1点しか見えないのです。

これほどの制限の中で表現されているのか、、と恐れ入りました。

能楽師は、能舞台に必ずある4本の柱で、自分のいる位置を確かめるのだそうです。

 

無表情な能面をつけて、どのように感情を表現するかというと、

微妙な角度で悲しみやよろこびをあらわすのだそうです。

本当に繊細。それを観客が感じ取るとういこと=演者と観客のコミュニケーションが能のおもしろさだということです。

 

能を観劇してリラックスして眠くなることもまた良し、と聞いたことがありますが、

今度観劇する際には、その微妙な動き、感情を感じ取れる私でありたい、楽しみたいな、と思っています。

 

長くなってしまいました。読んでくださって、ありがとうございます。

 

Mahalo

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